GROHE_2025
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Page 314水栓金具全般サーモスタット混合栓◦ シャワーには熱湯(60℃より高温)を通さないでください。ハンドシャワーが破損し、けがややけどをするおそれがあります。安全のためシャワーは45℃以下のご使用をおすすめします。◦ シャワー使用中に給湯機の設定温度を変えないでください。高温の湯が出てやけどをする場合があります。◦ 逆流防止のため、吐水口引出しタイプのヘッドや浴室用のハンドシャワーを水中に水没させるような使い方はしないでください。◦ 浴室内でスチームを使用すると、器具内の圧力上昇でハンドルの動きが悪くなる場合があります。◦ ハンドシャワーには酸性・アルカリ性の洗剤は使用しないでください。ハンドシャワーが割れるおそれがあります。洗浄する場合は中性洗剤をご使用ください。◦ 樹脂製のハンドルやシャワーは消毒剤や有機溶剤を含んだ化粧品、合成洗剤などが付着すると破損することがあります。付着した場合はすぐに、水で洗い流してください。◦ 止水後しばらくの間、キッチン水栓及びシャワーの散水面から水滴がポタポタと落ちることがあります。これは内部の残留水が排出されるためで、製品の不具合ではありません。◦ 引棒付きの製品は、本体の構造上、引棒部に水がかかると床やキャビネット内部に入り込み家財を濡らしてしまう恐れがあるため、水受容器を一緒に設置してください。(JPK63201もしくは市販品)万が一水受容器無しでご使用される場合は、引棒部分に水がかからないように十分にご注意ください。◦ グローエのサーモスタット混合栓は工場出荷時に、給水・給湯圧0.30MPaで出湯温度を調整し出荷していますが、取付環境により現場で出湯温度の再調整が必要です。通水後、現場にて出湯温度を確認して、ズレを調整してください。◦ 給水・給湯は同圧にしてください。また、給湯圧力は給水圧力より高くならないように設定してください。正常な温度調整ができなくなり、ご希望の湯温が得られなくなります。◦ 給湯温度はご使用になられたい混合水の温度より10℃以上高く設定してください。(例:使用したい温度40℃の場合+10℃=給湯温度50℃以上)ただし、やけど防止のため60℃を超えない設定としてください。◦ 給水・給湯のどちらか低い方の圧力を基準にして、流量データ表から選定するサーモスタット混合栓の毎分の吐水量を確認してください。◦ サーモスタットバス・シャワー混合栓のシャワー吐水量は、各水栓と組み合わせるハンドシャワー、ホースの機種により異なります。◦ 水栓金具に使用できる水質は、水道水および飲用可能な井戸水(水道法に定められた飲料水の基準に適合する水をいう)です。ただし、水道水・飲用可能な井戸水でも水アカの付着・緑青の発生で回転不良・止水不良・温度調整不良のおそれがありますので、定期的なメンテナンスが必要です。◦ 温泉地で使用される場合や温泉成分を含む入浴剤を使用される場合、温泉成分によりメッキが腐食することがあります。温泉水の通水は機能障害・腐食の危険性がありますのでお避けください。◦ 一般水栓の給湯温度の設定は65℃以上に設定しないでください。水栓が破損し、水漏れのため家財に損害を与えるおそれがあります。安全のために60℃以下で給湯温度を設定してください。自動水栓(単水栓)の給湯温度は45℃以下で設定してください。◦ 給湯に蒸気を使用しないでください。◦ 湯水を逆配管しないでください。やけどのおそれがあります。◦ 取付の前に給湯機器の能力を十分確認してください。吐水量が少なくなり、快適にシャワーを使用することができなくなることがあります。◦ たっぷりの水量をお好みの場合、電気温水器は「高圧力型」をおすすめします。◦ 給水圧(給湯圧)は、0.05MPa(流動圧)〜0.74MPa(静水圧)とし、0.74MPaを超える場合は、必ず市販の減圧弁等で減圧してください。快適に水栓をお使いいただくためには、0.2MPa〜0.3MPa程度の圧力をおすすめします。◦ 給水・給湯圧力は必ず同圧にしてください。圧力差が大きいと異音が生じたり、吐水の温度調整が困難になります。特に集中制御用として大型サーモスタット混合栓を使用し、シャワーなどを多数連結して使用する場合、圧力差があるとシャワー使用個数により吐水温度に差が出ることがあります。◦ ホース引出タイプの水栓は、給水・給湯の圧力差は1.5:1以内でご使用ください。◦ 気温・室温が0℃以下になる場合は、凍結予防を行ってください。配管や水栓が凍結破損し、水漏れのため家財に損害を与えるおそれがあります。凍結予防方法は次のいずれかです。   ①暖房などにより室温が0℃以下にならないようにする。   ②水栓から水を出し続ける。◦ 凍結が予想される地域や、凍結の可能性がある場所には、寒冷地仕様水栓をご使用ください。寒冷地仕様が設定されていない場合は、一部の製品を除きご使用できません。◦ 寒冷地用品は配管途中に水抜栓を設けて、器具と配管両方の水抜きが必要です。◦ 水量調節およびメンテナンス性向上のため止水栓を設置することをおすすめします。また、給湯・給水配管および止水栓は、キャビネットや流し台内に設置してください。万一、キャビネットや流し台の裏側に配管施工した場合、継時変化による漏水が発見しづらくなります。◦ 水栓設置面から水の侵入のおそれがある場合は、コーキング等の止水処理をしてください。〈設置条件について〉〈使用条件・取扱いについて〉設計・施工・ご使用にあたってのお願い

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