サプライパイプ(ブレードホース)締付ナットアダプター市販アングルバルブサプライパイプ(鋼管)締付ナット十分に締め付けるアダプター締付ナットM2.6×1.5湯側パイプスワンネック吐水口インサートインサートリングヘッドパーツ1/2″ 水側パイプ袋ナットを 取除くセラミックカートリッジセラミックディスクセラミックカートリッジ固定ボルト給水・給湯パイプ化粧カバーカバーキャップレバーハンドル吐水口エアレーターPage 317洗面器・手洗器 一穴型混合栓の配管方法シングルレバー混合栓グローエのシングルレバー混合栓は、セラミックを主要部に利用したカートリッジを使用しています。優れた耐熱、耐摩耗性をもつセラミックを固定ディスクと摺動ディスクに使用し、耐久性を確保しています。このセラミックカートリッジは、多くのメーカーにより製造されていますが、問題点は水質、水垢(カルキ)等による摺動不良の現象です。グローエ製のセラミックカートリッジは、セラミックディスクにグリスだまりを設け、レバーの動きが硬くなることを防ぎます。シングルレバー混合栓およびセラミックカートリッジの構造は下の説明図をご参照下さい。◦ 給水・給湯圧力は同圧にしてください。圧力差が大きいと吐水の温度調整が困難になります。◦ ホース引出タイプの水栓は、給水・給湯の圧力差は1.5:1以内でご使用ください。◦ 吐水量確保のため、給水、給湯圧それぞれ0.10MPa以上でのご使用をおすすめします。 ただし、シャワー切替タイプの水栓を使用するためには、十分な水圧と吐水量が必要となります。0.1MPa以上の水圧を確保してください。水圧、水量が少ないと、水の力が弱くなり、適正な切替を維持できません。◦ コールドスタート仕様はその構造上、通常タイプのシングルレバー混合栓に比べて、流量が20%程度減少します。◦ 排水口径の違い、水栓取付穴仕様の違いにより組合せできない金具があります。カタログ掲載以外の組合せにつきましてはお問合せ下さい。◦ 洗面器によって水栓取付穴径が異なりますので、ご発注の前にご確認ください。◦ セットの給排水金具は掲載のカウンター高さにて検証したものです。施工条件によっては、現場にて部材の別手配をお願いいたします。◦ 当カタログに掲載の容量・重量は参考値です。カウンターなどの設計は耐荷重を考慮してください。◦ カウンター取付時に、必ず洗面器との隙間をシールしてください。◦ 水栓取付穴から水侵入のおそれがある場合は、コーキングなどの止水処理をお願いします。◦ サイズが小さいものや、浅い洗面器・手洗器の場合、吐水が外へはねるおそれがあります、あらかじめご了承ください。また、止水栓を設置し、適正流量に調整してください。◦ 硬いものや重いものを落下させないでください。キズや破損の原因になります。◦ 熱湯を注ぐと、急激な膨張が起こり、破損の原因になります。ボウル内に熱湯を注がないでください。◦ 使用後は水を出しっ放しにしないでください。オーバーフローし、床や家財を痛める原因になります。◦ 油やシンナーなどの溶剤を流さないでください。変色や破損、漏水の原因になります。◦ 排水金具がゴム栓でない洗面器に長時間水を溜める際、水位が下がる場合があります。◦ フレキ管との接続は、ウォーターハンマー作用による万一の水漏れが考えられますのでおやめください。また配管は必ず固定してください。◦ 配管接続部を隠ぺいしないでください。カウンターに取り付ける場合、必ず点検口と水受けを設け、スラブへの防水を行ってください。設けられない場合はカウンターに取付できません。◦ アダプターおよび締付ナットの締め付けは、200〜300kgf・㎝のトルクで行ってください。締め付けが弱いと漏水の原因になります。
元のページ ../index.html#317