2019/06/17

キッチンインテリアを魅力的にする、多機能なキッチン蛇口 その選び方とは?【後編】

前編では、キッチン蛇口を選ぶにあたり、形状や吐水・止水のレバーの位置など、お伝えしました。

後編では、引き続き、蛇口の機能についてご紹介します。

また、キッチンの蛇口は、実は意外と簡単に交換できます。この回では、その交換方法もご案内します。

目次
  1. キッチン蛇口の種類(機能)
  2. キッチン蛇口の交換について

1.キッチン蛇口の種類(機能)

進化したキッチン蛇口の機能は、「水やお湯を出す」といった一般的なものだけではありません。便利な機能を備えたもの、水を特別な状態で出すものなど、さまざまなタイプがあります。

■特別な機能

・シャワー切替/スプレー切替

シャワー切替タイプは、ストレート吐水をシャワー吐水に切替ができます。

 

 

スプレー切替タイプは、整流吐水をスプレー吐水に切り替えることができます。

 

シャワー吐水やスプレー吐水は、浴室のシャワーのように多数の小さな穴を通して吐水する方式で、水のあたる面積が広いため、シンクの掃除や鍋など大きなものを洗うのに便利です。

食器洗いの際に泡切れをよくしたり、食洗機に入れる前にさっと流すのにも適しています。

また、空気を多く含み柔らかい肌あたりの泡沫吐水(ソフトスプレー)などもあります。吐水の勢いがやさしいため水はねが少ないのが特徴です。

 

・口先引き出し、ハンドシャワー

蛇口の口先を引き出し、ハンドシャワーとしても使うことができます。シンクの掃除や、大きな鍋やシンクを洗うときにも便利です。

 

・浄水器付き

浄水器を別に設置しなくても、蛇口からそのまま浄水が出てくる機能を持つ蛇口もあります。通常の水用の蛇口と浄水用の蛇口が別々になっているタイプ、それらが一つになっていて切り替えできるタイプがあります。

不純物の除去率が高く安全でおいしい水が使えるので、近年ますます採用されるご家庭が多くなっています。通常の蛇口に加え、セカンド蛇口として設ける方も。

 

・水素水

水道水に含まれる塩素や鉛などを除去する機能だけでなく、電気分解することによって水素水にすることができる蛇口もあります。

電気分解により陰極側に生成されるアルカリ性で還元性を持つ水素を豊富に含んだ水は、胃腸症状の改善にも効果があるという認証を取得しているものもあります(※)。

※GROHEのGRACIA(グラシア)は、1つの水栓で必要に応じて4つの水(電解水素水/浄水/酸性水/水道水)を使い分けることができ、飲用やお料理、洗い物まで、用途に応じて最適な水を利用できます。

当製品は、薬事法第2条第4項の政令で定める医療機器であり、第6項の厚生労働大臣が指定した管理医療機器で、本器の電界水素水は上記効果を認められています。(管理医療機器製造販売認証番 号:224AGBZX00024000 )

 

・炭酸水

新鮮な炭酸水をその場で作れる、画期的な蛇口もあります。ペットボトルのような容器ゴミが減るため、環境への影響を抑えることにもつながります。

ペットボトルの炭酸水のように、飲みきれず捨ててしまうということもありません。

 

・寒冷地仕様

凍結の可能性がある地域では、寒冷地仕様の蛇口が必要です。

冬場、凍結によるトラブルを防ぐために、使用しない時は水を抜き凍結に備える必要があり、寒冷地対応品であれば水抜きができる仕様になっています。

 

2.キッチン蛇口の交換について

キッチンの蛇口は、新築時やキッチンのリフォーム時にシステムキッチンの一部として導入されている場合がほとんどです。そのため、キッチンをまるごと取り替えるときにしか交換できないと考える方も多いのですが、蛇口は単品で交換できる部分です。

「水まわりのインテリア」という役割も持つキッチン蛇口は、日常の便利さが手に入るだけではなく、よりスタイリッシュなものに交換することで、水回り空間の雰囲気を一新させることもできるのです。

このように、交換することで利便性とインテリア性を向上させることのできるキッチン蛇口。では実際に、どのような時期に、どういった方法で交換するのがいいのでしょうか。

■交換時期

一般的にキッチン蛇口の交換目安としては、

 ・蛇口本体は10年

 ・製品の機能維持に不可欠な部品(消耗部品・摩耗劣化部品)は3~5年

となっています。

この製品の機能維持に不可欠な部品とは、水が逆方向に流れようとすると自動的に閉弁する逆止弁や、流れの方向・圧力・流量の制御を行うバルブカートリッジ、その他パッキンなどがあります。

 

このように、ある程度長期間の使用を見越してつくられているものですが、実際に10年使用する間に細かい部分の不具合が生じることもあります。水漏やレバーの動きが悪くなったなどの不具合を感じた場合は、交換を考えるタイミングといえます。

また、もっと楽に温度調節をしたい、節水したい、浄水機能がほしいなど、これまでの機能に不満を感じた場合も交換のタイミング。

蛇口を交換することで快適な生活が手に入ることを考えると、早めに交換したほうがいいでしょう。

■交換方法

キッチン蛇口の交換は専用の工具や水回り配管についての知識が必要になることが多く、シンク下での配管工事が必要となる場合がほとんどです。

そのため専門会社に頼むのが一般的ですが、交換作業そのものは大がかりなものではなく、早ければ通常1時間~2時間で完了する場合もあります。

取付の穴の数やサイズも確認してもらえますので、まずは見積もりをとりましょう。

交換工事費用は、シンプルな混合水栓であれば1~1.5万円前後、特別な機能を備えた水栓では2~3万円程度必要になるケースもあります(蛇口本体の商品購入費用は別途)。

ただし、出張費や既存の蛇口の処分費用など別途料金が必要となる場合もあるので、見積もりの際にしっかりと確認しておきましょう。

 

キッチン蛇口にこだわって素敵な空間づくり

キッチン蛇口の交換について、その選び方やポイント、交換方法などをご紹介しました。

 

キッチン蛇口は、毎日使うキッチンのなかでも特に触れる回数が多い部分です。また、オープンキッチンを採用するご家庭が増えている近年では、「見せるキッチン」のなかの重要なインテリアとしての役割も持ちます。

機能だけでなく、見た目にもこだわったキッチン蛇口を選ぶことで、キッチンとダイニングの空間を素敵に演出することが可能となるのです。

 

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