2021/07/27

使いやすい高さのキッチンで快適生活!理想の高さを決めるポイントとは

もし高さの合わないキッチンを使い続けることになってしまったら……。
毎日の料理や洗い物の大変さが、数倍になることも。使う人に合う高さのキッチンは、毎日を快適にしてくれます。
今回は、そんな理想のキッチンの高さを選ぶ方法をご紹介します。

キッチンで魚をさばく女性

目次
  1. キッチンの高さ、どう選ぶべき?
  2. 理想のキッチンの高さを割り出す二つのポイント
  3. こうやって決めよう!キッチンの高さ
  4. 毎日の快適さを左右するキッチンの高さ決めはしっかりと

1. キッチンの高さ、どう選ぶべき?

調理や洗い物で、毎日のように長い時間立ち続けるキッチン。このキッチンの高さが合っていないと、とても不便な毎日を過ごすことになりかねません。その悩みから、キッチンの高さについて考えてみましょう。

■キッチンの高さに悩み続ける人も

キッチンの高さはなぜ重要なのでしょう?
高さが合っていないキッチンを使い続けると、常に無理な姿勢で料理や食器洗いを続けることになります。これは肩や首のコリ、腰痛のもとになり、キッチンに立っている間だけでなく、ほかの作業や日々の暮らしにも影響してしまいます。
また、キッチンの高さとともにキッチン水栓の蛇口の高さも重要です。手を前に出したとき、洗い物をするとき、お米を研ぐとき、野菜を洗うときなど、蛇口とキッチンの高さが合っていなければ、作業効率が悪かったり、前かがみの姿勢によって腰に負担がかかったりと悩みがつきません。
調理や食器洗いは毎日のことです。それらをなるべくストレスなく行うためには、キッチンの高さが非常に重要なのです。

キッチンに立つ女性

■キッチンの高さは種類が決まっている

キッチンの高さには“決まり”があるのをご存知でしょうか。
キッチンの高さはJISによって規格され、基準があるのです。それが次の四つの高さです。

➤80cm
➤85cm
➤90cm
➤95cm

ただしこれは絶対的な決まりというわけではなく、あくまで基準となる規格としての高さです。高さの標準設定により共通性を持たせ、施工効率や使用者の利便性を向上させようというのが目的です。
メーカーもこの基準に合わせて多くのキッチンを5cm刻みでラインアップしていますので、まずは上記の4種類の高さを目安として選ぶのが一般的と考えておいていいでしょう。
ただし、さまざまなニーズを考慮して、87.5cmや92.5cmといった中間の高さをオプションとして設定しているメーカーもあります。どうしても規格の高さ不便さがあるというときには、そのような中間の高さも考慮してみましょう。
以前は、日本における主流なキッチンの高さは80cmでした。しかし今は、平均身長が高くなっていることもあり85cmが主流になっています。現在ご使用中のキッチンがどの高さになっているのか、一度確かめてみてはいかがでしょうか。

 

2.理想のキッチンの高さを割り出す二つのポイント

このように悩みのタネにもなるキッチンの高さ。85cmが主流とはいっても、使う人によって理想の高さは違います。では一体、どのように適切な高さを設定すればいいのでしょう?
実は、キッチンの高さには目安になる割り出し方があります。その二つの計算方法をご紹介します。

■身長から割り出す

一つめは、身長から計算して割り出す方法です。次の計算で、理想のキッチンの高さがわかります。

身長÷2+5cm=理想のキッチンの高さ
例えば身長160cmの方なら、理想のキッチンの高さは85cmということになります。

■肘の高さから割り出す

二つめは、肘の高さを基準にして割り出す方法です。こちらは人によって腕の長さが違うことに注目した計算方法です。次の計算をしてみましょう。

肘を、前にならえの形で直角に曲げた状態での床から肘までの距離(この距離を肘高といいます)-14cm=理想のキッチンの高さ
たとえば身長160cmの人が、直立した状態で、肘を床と平行になるような形で直角に曲げ、床から肘までの高さを測ったところ95cmだったとします。この場合、理想のキッチンの高さは81cmということになります。こちらの計算では、身長から割り出す方法に対し少し低めの答えが出る場合が多いようです。

キッチンの高さポイント

 

3.こうやって決めよう!キッチンの高さ

上でご紹介した二つの計算方法で、目安となる理想のキッチンのおおよその高さがわかりました。ただし、この数字だけでキッチンの高さを決めていいのかというとそうではありません。
実際に体験してみて、違和感のない高さを見つけることが重要です。
例えば、キッチン下にフロアキャビネットや食洗機、オーブンなどを納める場合は、それらのサイズによってキッチンの高さが決まる場合もあります。収納スペースの動線や利便性を考慮して高さを選びましょう。
また、ワークトップだけでなく、コンロやシンクでの作業、蛇口の高さなども実際に体験してみることが大切です。計算によって求めた理想の高さのキッチンでも、日常の作業を考え、調整が必要と感じることもあります。
例えば、コンロは、位置が低いと腰痛の原因となりますし、高すぎるとフライパンが振りづらくなったり深鍋の底が見えにくくなったりします。シンクも同様に、深すぎると前かがみの姿勢になってしまいますし、浅すぎると大きめの鍋や食器が洗いにくくなったり、水ハネの原因になります。
ショールームに行った際などに、コンロやシンクなども合わせて試しておくことをおすすめします。
言い換えれば、コンロやシンク、他に蛇口など、単体で交換することで使い勝手が改善されることもありますので、不便さを感じるところを一度挙げてみると整理されてよいでしょう。
キッチンで調理する男性
このような部分も含めて、次のような手順で決めるとスムーズです。

  • 1. 今使っているキッチンでどこに不満があるかを書き出し、順位を決める
  • 2. キッチン下に入れたい機能(収納・食洗機・オーブンなど)を決める
  • 3. 上の身長計算法と肘高計算法で計算し、二つの計算結果に違いがあれば肘の高さの計算法を優先で考えてみる
    (複数の人が使うのなら、使用頻度の高い人を基準にしましょう。)
  • 4. ショールームや友人宅の実物のキッチンで、包丁で切る、コンロを使う、シンクで洗い物をするなど様々な動きを試してみる。
  • 5. 入れたい機能を満たしながら計算に合う高さのラインアップがあるか確認
  • 6. シンクの底面の高さ・キッチン水栓の蛇口の高さも一緒に確認

こちらの手順を参考に、違和感なく楽な姿勢でキッチン作業を楽しめる「自分にとってのちょうどいい高さ」を探してみましょう。
 

4.毎日の快適さを左右するキッチンの高さ決めはしっかりと

キッチンの高さの決め方についてご紹介しました。
キッチンの高さは、毎日の料理や洗い物が快適にできるかどうかを大きく左右するポイントです。後悔のないよう、理想の高さを見つけ出しましょう。

キッチンで調理する女性

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