2019/06/17

キッチンインテリアを魅力的にする、多機能なキッチン蛇口 その選び方とは?【前編】

キッチンは隠す場所ではなく、見せる場所へと変わってきています。そのなかでも、蛇口は特に目を引くキッチン全体のアクセントにもなる部分です。蛇口をインテリアとしてとらえて選ぶことで、素敵なキッチン空間を演出することも可能なのです。

このキッチンの蛇口、実は意外と簡単に交換できることをご存知でしょうか?

キッチン蛇口はキッチンの中心ともいえる存在。交換することで日常の使い勝手がよくなるだけでなく、キッチン全体の雰囲気も変わります。

前編・後編にかけて、キッチン蛇口の種類やさまざまな機能を見ながら、その選び方や交換するためのポイントなどをご紹介します。

目次
  1. トレンド、一点豪華主義
  2. キッチン蛇口の種類

1.トレンド、一点豪華主義

新築・リフォーム、いずれにおいても限られた予算の中で、導入設備の取捨選択をしなくてはならないケースは少なくありません。

予算的な問題で導入したいキッチンを入れることができない場合の解決策として、キッチンの蛇口だけでもこだわって選ぶという方が増えています。

キッチンの中で蛇口は目につきやすく、キッチン全体の印象を変える存在といっても過言ではありません。

既製品のシステムキッチンであっても、オプションで好きなメーカーやデザインを選べたり、リフォームでも蛇口のみを交換して満足度の高いものに仕上げることができます。

このようにキッチン蛇口にフォーカスし、いろいろと比較して気に入ったものを採用してみてはいかがでしょうか。

 

2.キッチン蛇口の種類

では、このキッチン蛇口を決めるとき、どのような基準で選ぶとよいのでしょうか。

ここから、基本の操作方法やデザインなど、いろいろな種類を紹介していきます。特別な機能を持つものもありますので、選ぶときに意識したいポイントをまとめました。

 

■形状と見え方

特に対面型のオープンキッチンが主流になりつつある今では、ダイニングやリビング側からも見える空間のキーアイテムになります。

例えば、写真のようにラウンドタイプとスクエアタイプがあったり、軸が円錐のようなカーブを描いているものと細くて華奢なものなどがあり、それぞれたたずまいの印象はだいぶ違っています。

使いやすい形状を選ぶのはもちろんですが、ダイニングやリビング側からどのように見えるかといった点にもこだわって選びたいものです。

 

 

また、ヘッド引出し式の蛇口であれば、形状によって、手で持った時の握りやすさや引き出した時の滑らかさに差が出ますので、実物をショールームなどで試してみるのもよいでしょう。

 

 

■蛇口の高さ

蛇口の吐水口の高さも重要です。

高すぎると水はねに悩むことになりますし、低すぎると洗い物がしにくくなってしまいます。吐水口とシンクの間がどれくらい離れているか、実際に測って比べてみるといいでしょう。また、現在使用している蛇口の高さを測っておくと、新しいものを選ぶときに比較ができるのでおすすめです。

 

■操作方法の種類(シングルレバーとツーハンドル)

また、蛇口の基本的な構造として、お湯と水の両方が出る混合水栓の場合、主な操作方法には次の2種類があります。

 

・シングルレバー

現在のキッチン蛇口の主流となっているのが、このシングルレバータイプです。

1本のレバーを上下左右に動かすことで、吐水の量や温度を調整できます。小さい角度で操作でき、指先でなくても操作できるため、手がふさがっているときや汚れているときでもレバーを動かしやすいという点が特徴です。

レバーの形状や光沢により、スタイリッシュで洗練されたイメージのキッチン空間になります。

 

・ツーハンドル

ツーハンドルタイプは、お湯と水のレバーが独立している蛇口です。

このタイプが持つ機能面でのメリットは、お湯と水それぞれを確実に出せる点です。シングルレバーの場合、水だけを出したいときにもレバーが中間の位置にあれば給湯器が作動してしまいますが、ツーハンドルは水だけを出すことができるため節約につながります。

ツーハンドルタイプにはアンティーク風のものやレトロモダンなデザインのものもあり、クラシカルな空間やノスタルジックな空間としてキッチンを演出することもできます。

 

■操作方法の種類(上部レバーとサイドレバー)

吐水・止水のレバーが、上部にあるものとサイドにあるもの、どちらにするかという点もポイントになります。

デザインの好みもありますが、使用にあたっての特徴の違いも予め念頭においておくと良いでしょう。

例えば、上部にレバーがあると、利き手を選ばないので、右利き・左利き両方の家族がいる場合はこちらを選ぶことをおすすめします。

サイドにレバーがあるものはスパウト部分に水がかかりにくい、レバーから吐水口までの動線が比較的短いという利点があります。

使用シーンをイメージしながら選ぶと、実際取り付けた時にストレスなく作業ができるでしょう。

 

 

■蛇口の取付穴の数とサイズ

蛇口の取付穴の大きさや穴の数がわかっていれば、蛇口交換についての費用見積もりがスムーズに進むでしょう。

取付穴の大きさ(穴径)は、もし自分の家で使用している商品の品番が分かれば、メーカーのホームページ内で検索し、商品ページに詳細情報が掲載されていることが多いです。該当製品の画像や図面があったり、仕様などの説明文があったりするのでそこで直径を確認できます。

 

下記は図面の例です。取り付け穴の径はΦ36±2とあります。

径はΦ(ファイ)という直径を示す単位で表示されます。±2とあるので、Φ34~38の穴径の商品であれば交換可能ということになります。

※蛇口本体の径(下記の場合、左側の図面Φ55と表記があります)と、とらえ間違えのないよう留意ください。

 

今お使いのものと交換しようとしているものが、同じ穴径であるということがわかれば比較的時間がかからず交換ができますし、今使用中の商品の穴径が、交換したい水栓よりも大きい場合でも、「水栓穴変換アダプター」というものを用いて、交換が可能になるケースもあります。

こちらはシンク台に固定するタイプの蛇口に限りますが、蛇口を外すと穴が開いているので、そのカウンター穴部分にプレートを置きその上から本体を設置できるというもので、ホームセンターなどで販売されています。

使用する場合は、カウンター穴の直径に対応しているのを十分確認してから購入して下さい。

 

 

今回は、基本的なキッチン蛇口の種類についてご紹介しました。

後編では、キッチン蛇口の機能についてさまざまなタイプをご案内します。

 

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